Vigore_クロモリロードバイク

SelleSMP。セッティング後インプレ。

2011年5月11日

サドルの問題はもともとありました。
そのため「見た目重視」も手伝ってSelleSMPに変えました。
ところが、レールがしっかり締まっていないという失態をしてしまい、左膝を痛めてしまいました。
その後も、調整ができていないSelleSMPは違和感を与え続け、まともに走れない状態に。
その後、より調整がなめらかな(ようするに2ボルト式)シートポストEASTON EA50に変更と、
自転車屋さんQbeiのお兄さんのアドバイスのおかげで、きっちりとSelleSMPのポジション出しができました。
その後、あちこち走っていますが、未だにサドルに起因するトラブルはゼロ。
あれだけ痛かった膝も走っている間は「そんなのあったけ?」という感じでして、
セッティングの出ていないSelleSMPは故障の原因になりうるけれど、
ちゃんとセッティングのでたSelleSMPはかなりいいです。
セットしたときにも書きましたが、
独特なサドル形状から坐骨の「座り」がよくなります。
感覚的には垂直に座らされている感じです。
従来のサドルでは坐骨が前傾してしまい、前立腺も圧迫するような状態でした。
結果として、サドル先端に座るようになっていました。
ところが前序したように、SelleSMPの場合は垂直に座るので
前立腺へのダメージはないし、センター部分の空洞がさらに安心感につながっています。
その結果、足の運びにも無駄な力が入らなくなりました。
また、上半身も腰が垂直になったことで、背中が丸くなり、
腕もハンドルを支えるというより、添える感じになりました。
それまでは坐骨が前傾していたために上半身を支えきれずに腕に負担がかかり、
肩こりなどが発生していました。
シートについて
図にするとわかりやすいです、
今の乗車姿勢はいいようで、100キロ程度では従来のような疲れはありません。
肩や首筋にピリッとした痛みがあったりしたものです。
これってやっぱり上の図のように腕が突っ張っていたために背中に痛みが起こっていたんです。
自転車に乗るのにポジションなんて、
神経質な話だと思っていましたが、ポジション出しの重要性をまざまざと実感している今日この頃です。

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Q太郎

こんにちは。京都在住のQ太郎です。中学生の時にお下がりのロードバイクをフレームにまでバラバラにして全塗装したり新たにパーツを買い替えてお気に入りの一台に仕立てたのが最初のカスタムでした。その後MTBやミニベロなどあらゆる自転車を購入してはカスタムをして・・・を繰り返してきました。近年は学生時代に購入したクロモリMTBをカスタムして現在進行形で楽しんでいます。

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